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魚の保存
魚の保存料理

魚の保存料理

保存食
  

魚の保存料理と言えば干物が思いつきます。
干物の他にも南蛮漬け、味噌漬けで魚を保存できます。

魚の干物の作り方

開き干し

アジや鯖、トビウオ等はウロコとエラを取り、腹開き、サンマやカマスは背開きにします。
                                      →背開き、腹開き
開いた魚を流水でさっと洗い、水気を拭き取ります。
開いた魚を3~5%の食塩水(1リットルの水に食塩30~50g)に30分ほど漬け込む。
虫がつかないように網をかけ、風通しの良い場所で3~5時間、天日で干す。
もしくは冷蔵庫の中でラップをかけずに干す方法もあります。
天日で干す場合は乾燥しすぎに注意が必要です。



丸干し

小型の魚、小鯵、イワシ、サヨリ、トビウオのウロコとエラを取ります。
(イワシのワタ、エラは取らない)
流水でさっと洗い、水気を拭き取ります。
3~5%の食塩水(1リットルの水に食塩30~50g)に30分ほど漬け込む。
竹串や紐をあごから口、もしくは目を通し、風通しの良い場所で天日で3~5時間干す。
からからに干す、堅干しにする場合はからからになるまで干す。



ミリン干し

アジやイワシ等頭を落として背開きにします。
流水でさっと洗い水気を拭き取ります。
軽く塩を振って1時間ほど置き水を出します。
ミリンとたまり醤油を半々に割った漬け汁に30分~1時間漬け込む。
風通しに良い場所で3~5時間天日干しする。
虫除けの網を忘れずに。



干物を干す時は尾鰭側が下になるように傾けて干してください。
反対にすると頭の方の身が厚い部分の乾きが悪くなり、
匂いが出る事があります。





南蛮漬け

南蛮漬けは魚をから揚げにして、酢、醤油、砂糖、だし汁で作った漬け汁に漬け込む料理です。
酢を使った漬け汁に漬け込みますので、酢の効果で日持ちがします。
また、酢で骨が柔らかくなりますので、小魚なら骨ごと頭ごと食べられます。
魚は小魚ならワタ、エラ、ウロコを取って丸のまま、
大きな魚は切り身にして作るといいです。
南蛮漬けの作り方
1 魚の下処理 エラ、ワタ、ウロコを取り除きます。
小魚はそのまま、大きな魚は切り身にします。
2 立て塩に漬ける 小魚は立て塩(水1リットルに30gの食塩を溶かす)に漬け込みきれいに洗います。
ザルに上げ水気を切ります。
切り身の魚は表面に軽く塩を振り水出しします。

立て塩に漬けたり、塩を振る事で身がしまり臭みが抜けます。
3 小麦粉をまぶす 水気を拭き取り、小麦粉をまぶします。
小麦粉をまぶしたら、余分な小麦粉をはたきおとします。
4 野菜を切る 一緒に漬け込む野菜を切ります。
玉ねぎを2ミリ厚にスライスし、流水に晒して辛味を抜きます。
辛味が抜けたらザルに上げ水気を切ります。
ニンジンを細い千切りにしてこれも水に晒し、ザルに上げ水を切ります。
ピーマンは種を取り細い千切りか輪切りにします。
5 漬け汁を作る だし汁   5~7
穀物酢    2
醤油     1
砂糖     1~1.5
鷹の爪   適量

上の割合で混ぜ、鍋に入れて火にかけます。
軽く沸騰したら保温する程度の火加減にします。
6 魚を油で揚げる てんぷら油を170~180度に調節し、魚をからりと揚げます。
大き目のアジなどは2度揚げしてください。
7 揚げた魚を漬け込む タッパーに熱い漬け汁を入れて、そこに揚げたての魚を入れます。
上から野菜をちらして、最後にスライスしたレモンをのせます。
漬け汁の量は野菜と魚がひたひたに漬かるくらいです。
2~3時間漬け込めば食べられます。
アジなどを丸ごと漬けた場合は翌日の方が味がしみて美味しいですよ。




味噌漬け

魚は味噌漬けでも保存できます。
魚の切り身に塩を振り15~30分置き、水を出します。
水を拭き取り練り味噌を塗って冷蔵します。
1~4日漬け込み味噌をふき取って焼きます。







   
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