薄焼き玉子の作り方 |
材料 |
材料は卵を使うのは当たり前なんですが、私は片栗粉と出し汁(水でもいいです)を入れています。 ☆水を入れるのは卵がフライパンの上で伸びやすいように。 ☆片栗粉を入れるのは薄焼き卵が破れ難いように、そして細く切った錦糸玉子が千切れないように。
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用意する物は玉子、片栗粉、あればだし汁か日本酒。
竹のザルがあれば焼いた薄焼き卵を冷ますのに使います。 |
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小さなボールに卵を1個割りいれます。
出し汁、もしくは水を大さじ1〜2杯入れます。
片栗粉を小さじ4分の1位をいれ、卵の筋を切るようによく混ぜます。
ボールは予め水で濡らしておくと玉子がくっつきません。
更に、料理屋さんのように綺麗な錦糸玉子を作りたい時は、
卵液をザルなどで漉して筋を取り除いてください。
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3 |
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フライパンにサラダ油を薄く引きます。
☆サラダ油は薄く引かないと卵液が綺麗に伸びませんので注意してください。
テフロンのフライパンを使うのなら、キッチンペーパーに少しのサラダ油を吸わせ、それでフライパンを拭く感じでいいです。
鉄のフライパンを使うなら「油慣らし」をします。
「油慣らし」は綺麗に洗ったフライパンをそのまま強火にかけ、
表面が加熱し、乾いて煙が出てきたら、コンロの火を止め、
少量のサラダ油を入れます。
全体に油を回し、そのまま冷まします。
(こうするとフライパンの表面に樹脂状の膜ができ、焦げ付き難いフライパンになります)
冷めたら余分な油をふき取って使います。 |
4 |
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油を引いたフライパンを強火で余熱し、熱くなりすぎないうちに卵液を注ぎます。
目安は菜箸の先につけた卵液が沸騰せずに固まる位です。
卵液を注いだらフライパンの底全体に回します。
フライパンに注ぐ卵液の量の目安は、私の場合、フライパンの底が20センチくらいで卵1個を使っています。
この量で、ちょっと肉厚の薄焼き玉子ができます。
薄めに作るなら半分の量でもいいです。
だし汁、水のかわりに日本酒を使うと照りのある薄焼き卵ができます。
また、色を黄色くしたい時は全卵1個に対し、卵黄1個分を加えて作れば、
黄色味が強い薄焼き卵が作れます。 |
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強火のまま焼きます。
強火で焼いていると卵液が泡立ってきますが、泡立ちすぎると仕上がりが汚くなるし、薄焼き卵が焦げてしまうので、強火のままフライパンを持ち上げて火力を調節しています。
この要領で表面がちょっと湿ってるかな?という状態になるまで焼きます。
☆焦がさないよう、泡立ちすぎないように注意。 |
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片面が焼けたら薄焼き卵を反します。
コンロの火を消し、菜箸で薄焼き卵の周囲を押して外します。
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薄焼き卵の端を指先で持ち上げ、菜箸ですくいます。
ここが難しいです。
フライパンからはがれ難い時はもう一度コンロの火で加熱するとはがれやすくなります。
菜箸で掬ったら持ち上げて裏返します。 |
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反対側も強火で湿り気が少なくなるまで焼きます。 |
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焼いた薄焼き卵はザルの上で冷まします。
テフロンフライパンなら滑らせるように移してください。
滑らない時はフライパンをザルに叩きつけるようにして移すといいです。
竹のザルの上に乗せると水分が向けやすいので、薄焼き卵を何枚も重ねてもくっつきません。
薄焼き卵に油分が多い時は厚手のキッチンペーパーに乗せると油を吸ってくれます。
このまま冷ませば「薄焼き卵」の完成です。
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